一般行政職 図書館採用

自治体の一般行政職としての図書館の採用

図書館に配置される可能性の高い採用試験

図書館司書資格保持者対象の採用試験を実施していない自治体の多くで、一般行政職の採用試験をおこなっており、この採用試験の合格者の中から図書館に配置されることになります。

 

このタイプの採用試験で図書館への配属者を決めている代表的な地域が、東京23区です。この地域の図書館員数は全国の公共図書館職員の約1万1100人のうち1200人を占めていますが、図書館司書資格保持者を採用するための試験は実施しておらず、一般行政職の試験に合格しなければ図書館で働くことができません。

 

この東京23区(特別区)が資格保持者のみを対象とした採用試験をおこなうことは長いあいだ要望が出ているものの、今だ実現には至っていません。

 

行政学・法律学・経済学などの知識が必要

大学卒業程度の方が、採用試験を受験する場合は一般行政の専門試験を受けることになりますので、行政学・法律学・経済学などの専門科目を受ける必要が出てきます。

 

また特別区では、区によっては試験合格者の中から図書館司書資格保持者を図書館へ優先的に配置させる場合もありますが、だからといって資格を持っていれば図書館に必ず配置されるとは限らないので注意は必要です。

 

高卒でも可能性がある

このタイプの採用試験であれば、高等学校卒業のため図書館司書の資格が取れないという人でも図書館に勤務できる可能性があります。他にも国家公務員試験3種(高校卒業程度)でも図書館に勤務できる可能性は出てきます。

 

いくら資格が無くても勤められると言っても、仮に試験に合格して、司書資格を取得せずに図書館で勤務することになった場合でも、将来この仕事を続けていこうという思いがあるのであれば、ぜひスキルアップのために司書資格の取得は目指して欲しいと思います。

 

また自治体の一般行政職としての図書館採用は地方公務員の採用試験となりますので、この方法で公立図書館に就職することを考えている方は、地方公務員試験の対策が必要となってくるでしょう。