大学図書館

大学図書館とは

大学図書館の目的は研究と教育を支援することになります。

 

一般に大学図書館というと、大学や短期大学、専門学校の図書館を意味します。現在、大学や短期大学は96校ほどで、専門学校も60校ほどありますが、2館以上の図書館をもつ学校もあるため、大学図書館数は1,600館程度になります。

 

現在、高校卒業後の進学率は50%ほどになりますので、かなり多くの人たちに利用する機会があると考えられます。

 

 

大学図書館の歴史

 

大学図書館は、13世紀にヨーロッパで大学が創立されて以来の話になりますので、長い歴史をもっています。

 

日本では、東京大学の附属図書館が1893年に完成しましたので、大学図書館の歴史は100年程度になります。

 

太平洋戦争前は大学の数も少なく、大学生の人数も少なかったため、一部のかぎられた人々が利用するだけの建物でした。多くの人に利用されるようになったのは、大学や学生数も増えた1960年代以降となります。

 

大学図書館の職員不足

 

現在、大学図書館においての職員不足と職員養成の問題が大きな課題として残っています。多くの大学図書館では職員の数が少なく、十分なサービスをおこなうことが難しい現実があります。

 

最近では、増大する資料や業務量に対応するために、図書館業務がコンピューター化されてきておりますが、それだけでは職員数を補うという期待に応えるには十分ではないといえるでしょう。

 

大学図書館の職員には、図書館や資料(本・雑誌・CD・DVDなど)の知識以外にも、専門分野のことや外国語、パソコンの知識まで求められます。しかし、これらの知識を十分にもった職員がけっして多くはないのです。

 

こういった職員不足の原因は、大学図書館の職員の養成や研修が、未だに制度化されていないことがあげられています。

 

 

日本における大学図書館の問題点

 

アメリカやイギリスの大学で多い、学生に図書館を利用させてあらかじめ文献を読んだうえで、授業をすすめるという教育方法を日本で取り入れているところは少ないです。

 

そのため学生の図書館利用は、自主的に利用する学生に限られており、図書館をほとんど利用することなく卒業していく学生も多いのです。また、図書館を利用する際に図書館の利用方法さえも分からないといいった学生も少なくないのです。

 

解決策〜サービスを十分なものとするために〜

学生に図書館利用の教育の教育をおこなうことが必要だという動きがでています。これまでも、入学時にオリエンテーションの時間なども設けてきましたが、これだけでは十分だと言えないので、授業やゼミの時間を割いて、図書館や資料の利用方法を指導する動きも出てきているのです。