図書館司書 実習

図書館司書の実習内容とは?

現在、図書館司書課程を持つほとんどの大学が、図書館司書実習を選択必修科目としています。

 

特に図書館司書を志望する学生にとって、図書館司書実習は、学習の総仕上げ、また、憧れの職業の就業体験の場でもあります。

 

実習先はどこ?

実習場所は、原則として公立図書館となることが多いのですが、学生自ら、実習を希望する図書館に希望を伝え、受け入れを許可してもらう場合もあります。

 

実習の時期は夏期休暇中となりますので、許可が下りたら、帰省先の図書館でもよいのです。期間は2〜3週間。その間、実習生とはいえ、“図書館司書の1人”となります。

 

実習内容とは?

図書館によってさまざまですが、おおよそは、以下のようになります。

 

1.館長による図書館の歴史や現状の講義と質疑応答
2.図書館司書による業務関連の講義、コンピュータシステムの説明、他
3.カウンター業務(受け付け・貸し出し・返却)
4.おはなし会やブックトークの見学(実際に行う場合も)
5.移動図書館業務の補佐
6.図書館連携の補佐(他館に発送するための仕分けなど)

 

清掃や、返却ポストの本を手続き後に書架に戻したり、図書の受け入れ、図書館資料の装備の補佐など、多種多様です。カウンター業務では、実際に利用者の接遇を行います。

 

業務は言われるままに正確にできたけれど、利用者の接遇では、年長者に対する敬語がメチャクチャで、相手に失礼な印象を与えてしまった、など、対人スキルの低さに気づくこともあるでしょう。

 

公立図書館の現場に直接触れ、地域に暮らす数多くの利用者と接することによって、さまざまなサービスの提供が求められていることを実感するかもしれません。

 

毎日、実習の最後に、実習内容や感想などを日誌に記録します。職業理解を深めながら、みずからの図書館司書としての適性を考える貴重な体験となるのではないでしょうか。

 

図書館司書になるわけでなはくても、来年、実習に訪れる後輩のためにも、ここはきっちりやっておきたいもの。何よりも、近い将来、自分が社会人となるためにも、悔いのない職業体験としたいものです。