学校図書館

学校図書館の歴史

 

小学校・中学校・高校といった歴史は19世紀からであり、大学教育機関ほど長くない。しかも、学校図書館が小学校・中学校で重要視されるようになったのは、学校図書館の先進国だったアメリカでも20世紀に入ってからなので、学校図書館の歴史は100年にも満たないといえます。

 

日本でも、太平洋戦争前はそれぞれの学校で図書館が設けられていたが、その頃は特に制度もなかった。しかし、そんな中でも優れた活動をした学校図書館も存在した。戦前のこうした活動があったからこそ、戦後になり学校図書館充実のための運動が巻き起こりったのである。

 

こうして、とうとう1953年に学校図書館法が成立したのです

 

学校図書館のあゆみ

 

学校図書館法によって、学校図書館の設置は義務付けられており、小学校・中学校・高校のすべてに学校図書館は設置されています。

 

学校図書館法では「学校には…司書教諭を置かなければならない」と取り決めがあったが…

 

「当分の間は…司書教諭を置かなくてもよい」という付け足しがあり、司書教諭の有資格者は10数万にもいたのに、司書教諭が置かれているのは、ほんのごく一部だった。

 

専門職員がいなくては十分な図書館活動ができないので、司書教諭にかわるものとして「学校司書」と呼ばれる職員が正規職員や臨時職員として、学校図書館を運営していた。

 

この状況が44年続き、1997年に法律が改正、2003年3月までに司書教諭を配置するということがきまった。

 

法律改正の背景

@子供たちの活字離れがすすんでいくことへの危惧
A「生きる力」を育むという新たな教育課程を実現するために、学校図書館の重要性が見直された
B学校図書館を情報教育の拠点とし、司書教諭を情報教育の専門家にしようとするもくろみ

 

改正のメドが長い間つかなかったが、このような背景がありようやく法律改正に至ったのです。