図書館司書 選書

子供ための選書も図書館司書の大切な仕事

子供の時に絵本の楽しさを理解した子供たちに、次に準備してあげたい環境が、さまざまなジャンルの本の提供です。中には、同級生から昆虫博士と呼ばれているような子供は、大人向けの図鑑を好んで読むように、成長するにつれて興味も、求めるグレードも高くなります。

 

図書館司書は、児童向けの本を選書する際は、今子供たちの間で何が流行しているのか?何に人気があるのか?といった彼等が本当に求めているものは何のか把握しておく必要があります。

 

児童書は、次々に出版され、品切れ、絶版になりますから、何を選び図書館に所蔵するかは図書館司書の力量が試されるといってもよいでしょう。子供をよく観察し、自分の経験や知識から選書基準を作り、子供たちにとって価値のある資料を所蔵していくことが求められます。

 

本を選び、子供たちに紹介し、反応を見ながら検証をしていくことが大切なのです。その繰り返しによって、図書館には新鮮な本が溢れ、子供たちが学ぶ場としての図書館本来の魅力が増していくだろうと思われます。

 

これは何も新刊書に限った話ではなく、既刊書にも共通して言える話ですから、子供たちが興味を持てる本を絶えず入れ替え、複本は揃えておきたい所でしょう。

 

ハンディキャップのある児童に対するサービス

 

また、地域に住む子供の中には、障害を抱えハンディキャップがある児童、小児病棟の児童たちのほうが学校に満足に通えないぶん、多くの図書館サービスを必要としているのが実際です。

 

図書館は、地域の教育機関や団体と連携を取りながら、子供文庫や保育所、学校などと協力して、保護者に働きかけ・・・地域に豊かな読書環境を作っていくことが重要です。

 

そのためには、子供たちの生活環境を把握するために地域を歩いたり、本を持って学校や保育園を訪ねたりといった地道な活動を重ね、子供たちに歩みよる活動が大切になってくるのです。