司書講習

社会人向け司書講習を受講する

図書館司書の資格取得の方法としては、大学、短大、または高等専門学校の既卒者が、「司書講習」を受講し、修了することによって資格を得る、という方法があります。

 

司書講習の学習内容は、大学の司書課程と同一で、13科目24単位となっています。

 

講習は、夏季、夏休み期間中の大学で開講されることがほとんどとなっており、2013年度では、北は岩手県の富士大学から、南は鹿児島県の鹿児島国際大学まで、全国13カ所で開催されました。

 

明治大学を例にとると、開講日時は、7月19日から9月19日までと、2カ月に及んでいます。開講時間も、午前9時から午後5時50分までと、1日がかりですが、他の大学もこれとほぼ変わりません。

 

受講の条件としては、前出の既卒者に加えて、

 

1.大学に2年以上在学し、62単位以上を取得
2.専門学校専門課程(2年以上。1700時間以上の課程)を卒業
3.国立国会図書館、または大学、高等専門学校の附属図書館の職員で、司書補として2年以上の勤務経験がある
4.官公署、学校、または社会教育施設において、2年以上、社会教育主事、学芸員など、司書補と同等以上の職として、文部科学大臣が指定する人

 

となっています。

 

受講料は150000円(全科目)。部分科目の受講料は、講義1単位につき11000円、演習1単位につき22000円。このほかに、テキスト代金が30000円ほど必要です。他の大学も、受講料・テキスト代ともに、大きく変わりはありません。

 

履修科目のうち、すでに修了している科目については、成績証明書もしくは単位修得証明書の提出によって、履修の免除、もしくは、履修済み科目の認定を受けることができます。

 

なお、受講には、数カ月前の申し込みが必要で、受講資格を証明する書類だけでなく、図書館や司書に関連する作文の提出も課せられます。書類選考があり、明治大学では、例年、2.5倍ほどとのこと。選考料は3500円前後となっています。