大学 司書課程

大学を卒業し司書課程を修了する

図書館司書の資格取得について、最も一般的なのは、大学(短大)で司書資格取得に必要な科目を履修し、卒業とともに資格を得る、というもの。大学の卒業単位に加えて、図書館法施行規則で定められた司書課程『13科目24単位』の取得が義務づけられています。

 

図書館法施行規則では、1950年代以降、科目の変遷が続いてきましたが、2012年(平成24年)4月1日から、『13科目24単位』に改められました。

 

13科目24単位の内容は次の通り。

 

「生涯学習概論」「図書館概論」「図書館制度・経営論」「図書館情報技術論」「図書館サービス概論」「情報サービス論」「児童サービス論」「情報サービス演習」「図書館情報資源概論」「情報資源組織論」(各2単位)。

 

学習は、「生涯学習概論」や「図書館概論」において、図書館の存在意義を理解することからスタート。図書館サービスの定義・種類を学ぶ「図書館サービス概論」、レファレンスサービスなど、情報サービスを学ぶ「情報サービス論」、幼児〜青少年までの利用者に焦点をあてた「児童サービス論」など、段階的に学びます。「情報サービス演習」は、後に図書館実習を行う際の必須資格となっています。

 

必修科目に加えて、次の選択科目の中から、2科目以上の取得が義務づけられています。

 

「図書館基礎特論」「図書館サービス特論」「図書館情報試験特論」「図書・図書館史」「図書館施設論」「図書館総合演習」「図書館実習」(各1単位)。

 

「図書館基礎特論」では、現代の情報社会における図書館と司書の役割と機能を理解し、「図書館総合演習」ではこれまでの学習内容をを踏まえ、地域の図書館などに対して、さまざまな提案と実践を行います。

 

知識の蓄積の後、実際の図書館で3週間にわたって行われる「図書館実習」は、図書館法では選択科目とされていますが、必修とする大学がほとんど。地域の図書館以外にも、学生がみずから交渉することによって、希望した館における実習が可能となる場合もあります。