図書館司書

図書館司書の豆知識記事一覧

今や、世界有数の「生涯学習大国」といわれる日本。「生涯学習」の考えは、1965年、ユネスコ国際成人教育推進委員会で、アピールされたのが始まり。1970年代には、日本にも徐々に浸透していきました。1987年には、臨時教育審議会で「学校教育を生涯学習の一環に、との教育改革の必要性を提言。翌年には当時の文部省が「生涯学習局」を設置、同省は、1990年に「人々が、生涯のいつでも、自由に学習機会を選択して学...

わが国の図書館は、社会制度上の区分けとしては、@「国立国会図書館」A「公共図書館」B「大学図書館」C「学校図書館」D「専門図書館」の5つに分けられます。@国立国会図書館わが国唯一の国立図書館。主なサービスの対象は、第1に国会議員、第2には、行政省庁と司法部門の職員。東京・永田町にある中央館、京都にある関西館、東京・上野にある国際子ども図書館の3館、支部図書館として、文部科学省図書館、経済産業省図書...

1949年、ユネスコは、「ユネスコ公共図書館宣言」によって、「近代公共図書館の5原則」を発表しました。1.公開公共図書館は、地域において、人びとが年齢、性別、国籍、身分などの社会的条件を問わず、知識と情報を得るためのサービスを等しく受けるセンターとして開かれていなくてはならない。2.無料貧富の差によって利用に支障が出ることがないよう、公共図書館の利用は無料でなくてはならない。3.公費支弁地域住民の...

アメリカ最古の図書館「ボストン公共図書館」は、1848年の創設。無料・公開・公費支弁・法的根拠をもつ、公共図書館の始まりとなった図書館ともといわれています。わが国では、福沢諭吉が、1866年、自著『西洋事情』において西欧の図書館を紹介したことが契機となって、1872年、政府が「書籍館(しょじゃくかん)」の設置を認可。「書籍館」は、江戸幕府の蔵書「紅葉山文庫」の保管など、蓄積型図書館としての機能を有...

図書館の構成要素は、「本」「建物」「人」の3つといわれています。たとえ、その図書館が、豊富な蔵書を誇ったとしても、高名な建築家の手によるカッコいい施設であっても、利用者数や貸出し数が伸び悩んでいる図書館があったとしたら、前出の3つの要素のうちどれかが、うまく機能していないといえるのではないでしょうか。「本」(所蔵本)「建物」(図書館)と並ぶ要素として挙げられているのが、「人」(図書館員、来館者)の...

人類が言語を発し、文字を発明し、書物を編むことを知って以降、営々と生み出してきた知的生産物や記録資料(文化)。図書館は、これらを社会的に記憶させるための「社会的記憶装置」の役割をつとめてきました。古代の図書館は、まず、著作物を保管する「社会的記憶装置」として誕生しました。現代の図書館は、著作物の収集・整理・保存を適切に行ったうえで、閲覧を希望する人びとに提供することも加わりました。人類の歴史上、最...

『図書館の自由に関する宣言』は、図書館が、民主主義のもとに運営されなければならないことを掲げた、決意表明のようなものです。一方、図書館内部には、職務を遂行する上での自律的規範として、「図書館司書の倫理綱領」があります。日本図書館協会が1980年に定めたもので、協会では、「綱領と相容れない事態に対しては、その改善に向かって不断に努力する」とも、明言しました。図書館員の職責1.社会の期待と利用者の要求...

国会図書館(NDL)は、2008年、『国立国会図書館60周年を迎えるに当たってのビジョン』として、「長尾ビジョン」を発表。『知識はわれらを豊かにする』をスローガンに、本来の役割である国会へのサービスをはじめ、「日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、国民の共有資源として保存」「利用者が求める情報への迅速で的確なアクセス、または案内を」「利用者がどこにいても、来館者と同様のサービス受けられるように」と...

図書館司書になるためには、試験というものはありません。所定の科目を履修することによって、資格が取得できます。では、図書館司書の資格を取得するためには、どのくらいの学習期間が必要でしょうか。最も一般的なコースは、大学(通信制・夜間・短大を含む)において、図書館司書課程を履修することです。図書館司書課程のすべての単位を修得し、大学を卒業することによって、自動的に、図書館司書の資格が取得できますから、資...

事業経営においては、「ヒト・モノ・カネ」の3つの資源を有効に活用しなければいけません。さらには、「トキ」という第4のの経営資源を忘れてはいけません。時間は、全ての人や組織に平等に与えられている資源で、使い方によっては黄金を生み出すこともあれば、ガラクタを生み出すことさえもあります。またヒト・モノ・カネは、採用したり、買ったり、借りたりすることで補充をすることが可能です。しかし時間は、忙しいからとい...

論文試験では、答案用紙の8割以上を埋めることが求められます。しかし、答案用紙を埋めればいい、という意識でいるために、結果的に「読ませる」答案になっていないケースも非常に多いのです。苦手意識を感じている人は、それなりに対策を考えるので、結果的に良い論文が書けるようになりますが、逆に、文章なんていつでも書ける、と得意意識を持っている人のほうが危険な傾向にあるのです。論文では、問われた課題に誠実に対応で...